家事、子供のこと、仕事
に頑張っていた私は
夫の心ない一言にイライラし
喧嘩は繰り返されました
私はこのまま家政婦のような
人生を送っていくのかな…と
悲しくなりました
この頃、初めて受けた子宮頚がん検診で
まさかの要再検査の通知が来ました
引っかかると思ってもいなかったので
すごく怖くて
最悪のことばかり考えていました
とにかく再検査へ行かないと…
しかし夫は
いつもと変わらずテレビを見て
あまり話を真剣に聞いてくれませんでした
本当はすごく怖い
検査に行くのも
結果を聞くのも
でも夫に頼れない私は
一人で病院に行くことにしました
検査に行ったことも
結果をいつ聞きに行くかも
言ったけど
夫は心配する様子はありません
私のことはやっぱりどうでもいいんだ
こんな時ぐらい頼りたかったけど
頼らせてはもらえないんだ
夫に対して諦めの感情が出ました
再検査の結果は
『高度異形成』
癌になる一つ手前の段階でした
3ヶ月毎に検査に通うことになりました
夫に話しても
「そっかー」
と言うだけ
毎回一人で通院し
毎回怖いけど覚悟して結果を聞きにいく
それが2年ほど続きました
婦人科には
ご夫婦で通院してる方がたくさんいました
私はいつも一人で
すごく辛かった
でもそれを夫に甘えることもできず
嫌がられることをお願いしては
いけないと思っていました
今思うともっと素直に甘えていれば
よかったです
夫なりに心配してくれていたのに
そっけない態度に感じて
勝手に
心配してくれないと思い込んでいたのでした