⑦母子家庭のはじまり
父が出て行き、 3人で暮らしていたマンションは 家賃が高かったため 引っ越すことにしました 新しい家賃の安いマンションは 通学路の電柱に吊るされた 住宅情報紙から 私が探したところです 子供ではできない手続きは 母にやっ […]
父が出て行き、 3人で暮らしていたマンションは 家賃が高かったため 引っ越すことにしました 新しい家賃の安いマンションは 通学路の電柱に吊るされた 住宅情報紙から 私が探したところです 子供ではできない手続きは 母にやっ […]
母のパートの収入と貯金で 我が家は生活していました 中学に入ると 働かない父がいる家に帰りたくない私は 部活が終わっても 門が閉まるまで学校にいました 中学生なので もちろん女子特有の揉め事には 巻き込まれていたので 学
小5のあの日から 我が家の生活は一転しました 父が役員を務めていた会社が倒産 親戚の社長や会長は夜逃げ そのため会社の借金は 父と叔父が背負うことになりました 父はこの時すでに52歳 ずっと上の立場で仕事してた プライド
小学5年生の頃 私は大好きな英語を 更にレベルアップするため 電車に乗って都心部まで 英語塾に通うことになりました ある日、英語塾の帰り 最寄駅に到着した私を 親戚の叔母が車で迎えにきていました その叔母とはそんなに親し
学校では苦しい日々を送っていましたが、 私は一人っ子で 当時バブルの名残りもあり 家庭は少しだけ裕福だったので 習い事にはかなりお金を かけてもらっていました 物心ついた頃から 英語、スイミング、書道、そろばん と多い時
希望に満ち溢れた私は 地元の公立小学校に入学しました 入学後、最初に仲良くなった女の子は YさんとMさんでした Yさんは絵が上手く、みんなに一目置かれる存在でした Mさんは大人しい控えめな女の子でした いつもYさんの提案
会社経営していた父と ごく普通の専業主婦だった母 そんな両親の間で一人っ子で育ちました お金持ちでも貧乏でもない少しだけ裕福な家庭で 欲しいものはだいたい買ってもらえる 恵まれた環境でした 父も母も歳を取ってからの子供だ